最適厨房研究会
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活動内容の報告 2005年度
 
概要と目次
総会
設立総会
企画委員会
第1回企画委員会
外食研究部会
第1回外食研究部会
第2回外食研究部会
第3回外食研究部会
第4回外食研究部会
第5回外食研究部会
第6回外食研究部会
第7回外食研究部会
給食研究部会
第1回給食研究部会
第2回給食研究部会
第3回給食研究部会
第4回給食研究部会
第5回給食研究部会
第6回給食研究部会
セミナー・見学会
「コンラッド東京」厨房見学会
豪州厨房調査団報告(前半)
11/1情報提供セミナー概要
HACCPを遵守した給食施設見学
豪州厨房調査団報告(後半)
最適厨房研究会「豪州厨房調査団」報告【後半】
(5) 調理室の構造など
 

Rの上部まで塗り床が巻き上げられて、厨房の衛生管理に配慮された構造。厨房内の作業台、内装仕上げなどにおいても、基本的にR構造が採用されていた。またそれぞれの機器や作業台の下部も150mm以上のスペースが確保されるか閉鎖され、ごみが入らない構造になっており、衛生管理上、今後の日本における厨房設備機器が導入していかなければならない仕様のお手本がそこにはあった。
また、建築仕上げとなる床壁の入り隅の仕上げも、日本のようにタイルのR程度の小さいものではなく、床仕上げからRを立ち上げているため半径が30〜50mmぐらいの大きなRになっており、さらにRの上部まで塗り床が巻き上げられていた。これは、建築的に厨房の衛生管理に配慮された構造で、最適厨房研究会が提唱しているわが国における業務用厨房室の要求仕様事項のとりまとめが、早急に必要であることを再確認するものであった。

   
(6) ごみ処理
 

生ごみは水の流れた溝を通り、一ヶ所にまとめられ、肥料として再利用されていた。

   
(7) その他及び後記
 

コンラッドのシェフの自信に満ちたガイド。「コンベンションセンターでは、現状2000人のディナーを提供できるが、現在行っている拡張工事が終わると、4,000人まで可能となる」「以前、440人のメインコースを9分でサーブした」「こんな施設は世界中にここしかない、お前らはやりたくてもできないだろう」と、施設の説明をしてくれたコンラッドのシェフの、自信と自慢たっぷりのガイドに圧倒された1日であった。

   

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