最適厨房研究会
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HOME > 活動内容の報告〈2005年度〉(概要と目次)> 最適厨房研究会「豪州厨房調査団」報告【後半】
活動内容の報告 2005年度
 
概要と目次
総会
設立総会
企画委員会
第1回企画委員会
外食研究部会
第1回外食研究部会
第2回外食研究部会
第3回外食研究部会
第4回外食研究部会
第5回外食研究部会
第6回外食研究部会
第7回外食研究部会
給食研究部会
第1回給食研究部会
第2回給食研究部会
第3回給食研究部会
第4回給食研究部会
第5回給食研究部会
第6回給食研究部会
セミナー・見学会
「コンラッド東京」厨房見学会
豪州厨房調査団報告(前半)
11/1情報提供セミナー概要
HACCPを遵守した給食施設見学
豪州厨房調査団報告(後半)
最適厨房研究会「豪州厨房調査団」報告【後半】
   
■調査先: コンラッド・ジュピターホテル厨房施設
■報告者: 東京ガス株式会社
都市エネルギー事業部
都市エネルギー営業部
副部長 中山 潔
   
2005年9月の豪州厨房調査団視察報告の第2弾として、ゴールドコースト市の南部にあるコンラッド・ジュピターホテルの厨房施設について報告する。

コンラッド・ジュピターホテルの全景
(1) 施設概要
 

コンラッド・ジュピターホテルは約20年前に開業し、ゴールドコーストで唯一のカジノを有する大規模なホテルである。厨房は、5年前に約9億円をかけ大規模改装し、コンピューターを使った新しいシステムを導入している。そのときに、クックチルシステムも導入した。

ホテルのシェフは、約130人、一年中無休で稼働している。1日に提供可能な食数は約6,000食、クックチルシステムの採用により飛躍的に多くなった。アラカルトで1日700食。コンベンションセンターで、食事がある時にはプラス1,000食提供できる。

 
(2) 衛生管理
  腕の毛と腋毛の混入を防止のため白衣の袖口を閉じている。衛生面の配慮からシェフコート着用者以外は衛生服(白衣)の着用が必要であった。白衣は袖口がゴムで絞られている形状のものであった。この袖口が閉じた白衣が使用されるようになったのは最近のことで、腕の毛と腋毛の食材への混入を防止することを目的としている。
 
(3) 食材の搬入・保管
 

コストを抑えるため、ホテルに運ばれる野菜は、事前に皮むきやポーションに加工されたものをビニール袋に密封されたものが多い。肉はかたまりを購入し、ホテルで機械を使用して2〜3人のスタッフにより解体される。この方法により、コストが抑えられ、充実した収納を活用し、無駄が減少された。

肉はかたまりを購入し機械で解体。コスト軽減と収納に役立つ。すべての食材は、受け入れ時に全ての食物に黄色のシールが貼られ、日時と購入先が記載されている。受け入れ後、各食材には使用する曜日別のカラーシールが貼付され、冷蔵、もしくは冷凍の保存庫に収納される。食材は必ず指定された曜日に使用され、余った食材は他の曜日に使用されることは一切ない。

食材保管庫とその搬送廊下で構成される汚染区域と調理を行う非汚染区域の間には、搬送するカートごと洗浄できるスペースが設けられ、食材搬入時には、カートごとシャワー洗浄を行った後、非汚染区域に搬入される。肉類などはあらかじめカットした状態でビニール袋に密封されているのはそのためである。特に、野菜や果物などを梱包している段ボール箱はもっとも害虫や雑菌を持ち込みやすい物(汚染物)とされており、食品は受け入れ保管庫ですべて段ボールから出され、それより中に段ボールが持ち込まれないように厳しい管理を行っている。

   

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