(6)従業員食堂の見学
従業員食堂は、現在平均800人ほどが喫食している。食堂のキッチン内部はガラス張りで内部を見渡すことができる。これは見学者や、また工場の作業員が自分たちの製造した製品がどのように使用されているのかを毎日見ることができるようにすること、設計者が自社製品の使い勝手の様子が見ることができるようにすることが目的である。多くの工場作業員は、自分たちの製品がどのように使用されているのか見る機会がほとんどないのが通常であるため、社員のモラルの向上のためにも必要なこととして採用されている。
また、新製品の開発とテストのために、毎日の作業の工程による検証も行われている。我々の訪問時には近々販売する予定のスチームコンベクションオーブンと電子レンジのコンビネーションの機器がテストされていた。 |