2007年7月に宇都宮市にオープンしたばかりのフレンチレストラン「Otowa Restaurant」にて、厨房見学を実施した。
オーナーシェフ・音羽和紀氏は、フランス料理をはじめドイツ料理やスイス料理など幅広く料理を学び、『厨房のダ・ヴィンチ』と云われたアラン・シャペルに日本人として初めて師事した人物。これまでの経験の集大成として、こだわりぬいてこの「Otowa Restaurant」をつくり上げた。
ダイニングへの廊下を通ると、ガラス越しにメイン厨房の様子が見え、来店されたお客さまの期待感を高める工夫がなされている。そのメイン厨房は、換気天井システムを採用し、明るく広く快適な厨房空間を実現するとともに、壁は鮮やかな青色を選び舞台装置のような演出効果を持たせている。また、メイン厨房とは別にペストリー専門の厨房やドリンクスペースを設けるなど、ヨーロッパの厨房を意識したレイアウトとなっている。
参加者からは、「使い勝手を考え抜かれている」「デザイン的にも美しく、格好良い」「日本にはなかなかない理想の厨房」等として、驚きの声があがった。
「Otowa Restaurant」の詳細 |