研究部会活動については、2024年度に引き続き、社会情勢・お客様ニーズを踏まえながら「厨房生産性向上」を深化させてゆく活動を継続します。
ワーキンググループによる活動
① 最適厨房研究会は創立20周年を迎えることもあり、研究活動は当初の理念に立ち返り、厨房で実現できる最適化の研究を実施します。内容としては業務用厨房がよりよくなる要素をピックアップし、現状の実態把握、調理者の意見及び改善の方法例などについて提示を行いたいと考えています。
具体的には
・厨房空調吹き出し位置の最適化による厨房環境改善
・外管式ガスレンジにおける爆発着火事故への対応
・厨房床のドライ化による環境改善及び事故防止
② 最適な厨房設計のためのガイドブック2016の改訂を実施します。広く業務用厨房の施工にご利用いただいている当ガイドブックは前回の発行から9年が経過し、諸規定の改訂など実態と乖離した部分が見受けらてるため、改訂に向けた検討を行います。
会員の拡大
会員については従来からの厨房業界関係者に加えて、設計事務所や建築施工会社などの建築業界や空気衛生設備関係者、及び外食・宿泊施設などの料飲業界への会員拡大に努めます。